ステージ制作ワークフローの一例

ゲームジャンルによってどのように、どういった手順で制作していくかは異なります。
例えば、FPSのゲームではステージのバランスが大事になります。
なので、レベルデザイナがワークフローの上流に存在します。

コンセプト決定

プロット

初めに、ステージのプロット(構想)が制作されます。
ユーザーがこのステージで何を見聞きして、何を体験するかを決めます。
たとえば、RPGの冒険の始まりのように「町の人から剣をもらい最初の雑魚敵のスライムを倒す」やオンラインゲームなどでたとえると
「操作を覚えてもらうために前後左右の移動やジャンプ、攻撃方法などを指南する」といったものです。
RPGなどではストーリーがあるので、そのステージの中で語られるストーリーの配分についても割り当てが行われます。

コンセプトアート

プロットに基づきコンセプトアートの制作が行われます。
コンセプトアートとは映画、コンピュータゲーム、アニメーション、漫画などで使用するデザイン・アイデア・雰囲気などを最終製品として仕上げる前に視覚化して
伝えることを主目的としたイラストレーションの一形態である。(Wikipediaから一部抜粋)
RPGの町といえど城がある大きな町や民家しかない小さな町があり、同じ「町」でもイメージするものが異なってきます。

その町は広いか?どれだけの人がいるのか?どんな建物が存在しているのか?などの情報をコンセプトアーティストが手早く視覚化します。
また、コンセプトアートにはもう一つメリットがあり、ゲームの舞台が早い段階で視覚化されるので、レベルデザイナの作業と並行してアートアセットの制作を進めたりすることができます。

プレイ可能なプロトタイプ制作

上流で示された情報をもとに、レベルデザイナが完全にプレイ可能なステージを制作します。
テクスチャなしの直方体や円柱などの単純なメッシュを使用してステージの形を作ります。
その見た目からこの状態のレベルデータをグレーボックスと呼ばれています。
また、グレーボックスを作りながらゲームの遊びを完成させるこの工程をグレーボクシングといいます。
重要なのはグレーボックスの段階で「ゲームの遊びを完全に完成させる」ところです。
ビジュアル要素、サウンド要素がの積み込みが始まってしまうと、編集のし直しができないからです。

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